2018/07/12

中村忠二展

中村忠二展

初めて見たのはセツに通っていた頃、「必見!」とのことでたしか銀座のギャラリーへ見に行った。ずいぶん昔です。
(薄いカタログを買ったものの見当たらず。。どこにしまったんだろう。。)

今回の展示は初期の油彩やスケッチ、墨で書いたものなどもあった。

「蟲たちと共に 」という詩画集の作品が良かった。とかげ、カマキリの子、そしてなんとゴキブリ。ゴキブリさえも可愛らしくみえた。添えられた詩の文字も味わいがあった。詩画集は自費出版で毎回200部つくって知人にあげていたそうだ。

印象的だったのは絵日記。大学ノート見開きに4日分。その日描いた枚数も書いてある。(何枚分の何枚という形で上は本日の枚数。分母の数字は累計?年内の?よくわからずでした)淡々とたくさん日々描いている様子が伝わってくる、亡くなる前日までの日記でした。